在宅ワークが一段落付いたときや、休日の朝のまったりとした時間など、コーヒーを飲みたくなる瞬間って結構あるんですよね。
インスタントコーヒーで簡単に済ませるのも良いですが、お気に入りの豆とこだわりの器具を使って淹れたコーヒーもまた良いものです。
特にフレンチプレスは数あるコーヒー抽出方法の中でも、使う人のスキルに左右されにくいという点で非常に手の出しやすい淹れ方と言えます。
僕はペーパドリップで入れたコーヒーが好きなんですが、フレンチプレスのほうが簡単にコーヒーを準備できるので、最近はコチラに浮気しています。
しかし、いかにフレンチプレスが簡単とはいえ、いくつかの点に気を付けないと、粉っぽくて変な酸味のするコーヒーが出来上がってしまいます。
今回は、フレンチプレスを簡単かつおいしく淹れる方法をご紹介します!
フレンチプレスとは?
日本だとファミレスとかで紅茶を淹れるために使われることがありますが、本来はコーヒー用のものですね。
ペーパードリップだと器具をいろいろ準備したり、お湯の注ぎ方をちょっと練習したりと、おいしく淹れられるようになるまで多少の手間がかかります。
一方でフレンチプレスはコーヒー豆やお湯の量、温度、時間だけ気を付ければ簡単においしいコーヒーを淹れることができます。
また、ペーパードリップだとコーヒー豆の油分などを紙が吸着してしまいますが、フレンチプレスはコーヒー豆の香りや油分をそのまま抽出できます。
良くも悪くもコーヒー豆本来の味が出るので、ぜひおいしいコーヒー豆で淹れましょう!
フレンチプレスの淹れ方
フレンチプレスの淹れ方は以下の通り。
事前にガラスポットを温めておくと吉。
注ぎ始めてから4分間の計測開始!
豆を蒸らすために2回に分けてもよし。
鼻歌でも歌いながら待ちましょう。
いよいよ完成です。
ゆっくりと押し下げましょう。
粉が残っているので、最後の方は注がなくてOK。
コーヒー豆の量と抽出時間を守るだけでよいので、簡単に美味しいコーヒーを入れることができます。
…が、美味しくコーヒーを淹れるために、手順以外で気をつけるべき点があります。
フレンチプレスを美味しく淹れる工夫
新鮮な豆を中挽き~粗挽きにする
前述の通り、フレンチプレスは豆の香りや油分、うま味などが紙でこされません。
つまり、豆の質がそのままコーヒーに反映されるわけですね。
豆の状態であれば1か月以内、挽いた後は可能な限り素早く使いましょう。
また、フレンチプレスで使用する豆は中~粗挽きがおすすめです。
豆を細かく挽いてしまうと粉っぽくなってしまいます。
沸かしたてのお湯を使う
コーヒーは淹れ方によって適正なお湯の温度が異なります。
やかんでお湯を沸かしたあとに、ドリッパーに移し替えることで若干温度が下がりますので、沸かしたてのお湯を使ってやると良いでしょう。
本当は温度計を使って正確に温度を測りたいところですが、手元にないので割愛します…。
季節によってはコーヒー器具が冷えていることもあるので、コーヒーを淹れる前にお湯で温めておくのも良いでしょう。
器具を清潔に保つ
フィルターなどにコーヒーかすが残った状態で次の抽出を行うと、以前のコーヒー豆の匂い(酸化した嫌な匂い)が移ってしまい香りが台無しになります。
幸いなことに、フレンチプレスの器具は洗剤を使って洗うのがとても簡単です。
使い終わってコーヒー豆を捨てたあと、プランジャーのネジを少し緩め、ビーカーに水と洗剤を淹れてシャバシャバしてやればOKです。
最後に
今回はフレンチプレスでコーヒーを淹れる際のコツについて解説しました。
数多くあるコーヒー抽出方法の中でも、使い手のスキルに左右されにくいのでフレンチプレスはおうちコーヒー初心者の方におすすめです。
あれこれ機材を買い揃える必要もないですしね。
ぜひお気に入りの豆を探して、在宅ワークやお家時間を有効に活用してください!
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