他のジャンル同様、コーヒー沼も底なしですね。
おうち時間充実のためにコーヒーを始めたものの、「コーヒー豆の選び方がわかない」「自分の好みがわからない」という方は多いのでは??
お気に入りの豆がある!という方でも、たまには別の味や香りを試してみたいことがあるかと思います。
今回ご紹介するPost Coffeeというサービスは、パーソナライズされたコーヒーを定期的に送ってくれるサブスクサービス。
ただ豆が送られてくるだけではなく、コーヒー診断によってユーザーの「コーヒータイプ」を診断してくれます。
診断に基づいた好みに近いものは当然として、冒険度を設定することで様々な種類のコーヒーが送られてきます。
「自分好みのコーヒーを探してみたい」「いつもとは違う味を試したい」という方に一押しのサービスです!!
PostCoffeeとは
サービス概要
PostCoffeeは、自分の好みに合ったコーヒーを定期的に送ってくれるサブスクリプションサービス。
新鮮でおいしいコーヒー豆が毎月ポストに投函されます。
ただ定期的にコーヒーが届くのではなく、毎回違うコーヒーが届くという点がおもしろいですね。
「そもそもどんなコーヒーが好きかわからない」「いつもの味に飽きた」などなど、これから好みのコーヒーを見つけたい!という方にオススメです。
特徴1:コーヒー診断で自分に合ったコーヒーが届く!
PostCoffeeでは、質問に回答していくことで自身のコーヒータイプを12の分類から診断してもらえます。
このタイプをもとに、毎回3種類のコーヒーが選ばれ、送られてくるわけです。
さらに、診断後に冒険度を調整することで、似たようなコーヒー or より幅広い種類からコーヒーを送ってもらえるのです。
初回の配達は冒険度を初期値のままにしていますが、どのコーヒーも香りに特徴があり「これ以上のバリエーションがあるのか…?コーヒー奥が深いぜ…」という感じです。
新たなコーヒーとの出会いを求めるならば、冒険度はあげておきたいですね!
注意点として、コーヒー診断の結果は自分で変更はできません。
あくまで診断やコーヒーへのフィードバックをもとに自動で行われるものです。
コーヒー初めてだから自分の好みとかわからん!という方にとっては良いですが、ある程度自分の好みがわかっている人は納得できるものが出てくるまでやるしかありません。
特徴2:最高品質のスペシャルティコーヒーが飲める!
PostCoffeeで扱っているスペシャルティコーヒーとは何でしょう…?
消費者(コーヒーを飲む人)の手に持つカップの中のコーヒーの液体の風味が素晴らしい美味しさであり、消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること。
一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会
ここだけ読むとふわっとした定義に感じられますが、実際はより具体的に定義されているので、ぜひ確認してみてください。
端的に言えば、このようなコーヒーであるためには以下のような明確な基準を満たす必要があります。
- カップ・クオリティのきれいさ
- 甘さ
- 酸味
- 口に含んだ際の質感
- 風味特性とプロフィール
- 後味の印象
- バランス
また、スペシャルティコーヒーは高品質であることは当然として、「良いコーヒーを適切な価格で取引する」という側面も重視されているとか。
適切な価格で取引されているという観点は持続可能性にも通じるので、今後もコーヒーを飲み続けるためにも、スペシャルティコーヒーは積極的に飲んでみたいです。
消費者の視点から見ても、「生産国」「コーヒーを栽培した農園」「生産者」などの情報が明らかにされている点は安心感にもつながりますね!
特徴3:マイページで飲んだコーヒーを振り返る!
せっかく様々な種類のコーヒーが届くので、どの国のどんな風味のコーヒーを飲んだのかは記録しておきたいところ。
自分でやると忘れてしまいますが、PostCoffeeでは過去に届いたコーヒーを確認することができます。
ただ眺めるだけではなく、飲んだコーヒーの評価を行うことでコーヒーチャートが変化していきます。
つまり、サービスを使えば使うほど自分好みのコーヒーに出会えるという仕掛けになっているわけですね。
他にも、気になるコーヒーをリクエストする機能もあるので、コーヒーチャートと関係なしに飲んでみたいコーヒーがあるい!という要望も叶います…。
さらに、コーヒーの定期配送時のオプションとして、以下の項目を選ぶことができます。
- 豆の状態(豆のまま、ハンドドリップ用、コーヒーバックなど)
- フィルター/砂糖/ミルクの有無
- 杯数(9杯 or 15杯)
- 毎月のお届け回数(月1回 or 月2回)
- デカフェの有無
コーヒーの淹れ方や飲み方、飲む頻度などに合わせて設定できるのはありがたいですね。
PostCoffeeのレビュー
届いたもの
注文から数日で、ポストに箱が投函されます。
中身はこんな感じでした。
- コーヒー3種類
- コーヒーライフスタートブックなどの読み物
- 【先着限定】折り畳みドリッパー
- コーヒーフィルターや砂糖など
コーヒーの味はいかに?
まず前提として、僕はスペシャルティコーヒーを飲むのは初めてです。
※飲んだことはあるかもしれませんが、スペシャリティコーヒーだとわかって飲むのは初めてです。
コーヒーに求めるのは酸味<苦味で、中深煎りあたりが好き。
ミルクと砂糖は入れず、ブラックで飲む派です。
ナッツやシナモン、チョコレートが入ったお菓子を食べているような風味。酸は穏やかでミルクとの相性も良いです。暑くなってきたらミルクブリューにもおすすめ。
PostCoffee
- 3種類の中では一番僕の好みに近い味
- フレーバーイメージに書いてある通り、酸味は控えめ
- 淹れている時から、コーヒーの香りがムンムンとんでくる
- これがスペシャリティコーヒー…!
青りんごや梅の爽やかなフレーバーの後にチョコレートやウーロン茶が感じられるすっきりとしたコーヒーです。
PostCoffee
- コーヒーと青りんご/梅/ウーロン茶の香りが脳内で全く結ぶつかなかったけど、飲むと確かにさわやかな香りが鼻を抜ける
- 好みの味よりも酸味が強めだけど、未知の味わいで思いの外好きかもしれない…
- 酸味悪くないかも?
アメリカンチェリーやグレープを思わすボリュームのある果実味に、ココアのような滑らかな質感。
PostCoffee
- チェリー/グレープというだけあり、酸味はかなり強い
- 自販機とかコンビニのコーヒーでは絶対にこの味はない(そもそも価格帯が違うので…
- はまったら癖になりそうな感じではあるけど、僕には酸味が強すぎる
どれも特徴のある味わいで、「こんな味のコーヒーがあるのか!!」という感じ。
良くも悪くも特徴のある味なので好き嫌いは別れそうですが、
マイページでできること
前述のように、マイページでは過去に届いたコーヒーを確認するだけでなく、評価をすることもできます。
コーヒーを評価することで、好みがコーヒーチャートに反映されていきます。
自分の好みが分析されている感じで、今後どんな味のコーヒーが届くのか大変楽しみですね…。
また、コーヒーチャートの冒険度を調整することで、送付されるコーヒーの選択肢が増えます。
送付のたびにドリッパーや砂糖などの有無も変更できるので、忘れずに確認しときましょう。
とくにドリッパーは切らしがちなので…。
価格設定について
さて、最後は肝心の価格設定についてです。
PostCoffeeは月額1,598円でコーヒー9杯分の豆が届きます。
コーヒー9杯に1,598円、つまり1杯177円は果たしてコスパが良いといえるのでしょうか?
参考程度に、僕がこれまで飲んできたコーヒーは200gで990円です。
コーヒー1杯淹れるのに豆を15g使うので、200gで約13杯…つまり1杯76円ほどです。
並べてみると2倍以上の差があるので、値段だけ見てしまうとPostCoffeeは恐ろしくコスパが悪く見えてしまいますね。
が、スペシャリティコーヒーはお店では1杯500円ほどかかる場合もあります。
つまりお店で飲むより圧倒的に安いわけです。
スペシャルティコーヒーにどれだけ価値を感じるか次第ですが、PostCoffeeは非常にコスパが良いサービスといってよいでしょう。
ちなみに契約期間の縛りもないので、合わないな~と思ったらいつでも解約できます。
まとめ
いつも同じコーヒーを飲むのに飽きてしまい、ちょっと冒険してみました。
PostCoffeeを利用したことで、自分の好みに近い味のコーヒーを楽しめただけでなく、ちょっと好みからは離れたコーヒーを知ることができました。
いろんな味のコーヒーを試してみたい方には大変良いサービスだと思います。
ほとんどの人にとっては今まで飲んでいたコーヒーよりも高価になるかと思います。
が、「コーヒーの中でも最高の品質だから、それに見合った金額を支払おうね」というコンセプトのコーヒーなので、払った金額以上の価値がありますよね。
スペシャルティコーヒーを飲むことがコーヒー生産者の支援にもつながるので、コーヒーを愛する人間としてはお金をかける価値がある…!と思ってます。
PostCoffeeでなければ出会わないであろう味が見つかるので、コーヒー好きにはぜひ試していただきたいです!
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