あれが欲しい、これも欲しい。
なにか欲しい物を買っても、またすぐ別のものが欲しくなる。
ここまで大げさではないかもしれませんが、物欲に駆られてついつい浪費してしまうことがあると思います。
かくいう僕も物欲強めの人間でして、目先の欲しいものに金を使ってしまい、本当に欲しいものになかなか手が出せないタイプの人間です。
このままではイカン、ということで物欲を抑える方法を考えました。
コツは「物欲を無理になくそうとしない」こと。
逆じゃん、と思われたかもしれませんが、自分の気持ちに嘘はつけません。
そもそも何のために浪費を防ぐかといえば、自分が本当に欲しいものを手に入れるためですよ。
物欲をむりやり押さえつけるのではなく、物欲と健全に向き合い浪費を防ぐ術をお伝えします!
物欲はなくせない
まず今回のお話の大前提として、物欲はなくせません。
むしろ欲は人が生きる原動力なので、物欲をなくすのは悪いことだとすら思います。
欲があるのは素晴らしいことです。
カメラが欲しいからツライ仕事も頑張れるし、本棚を埋め尽くしたいから残業だって嫌じゃない。
物欲というのはコントロールするものであって、押さえつけるものではないのです…。
ということで、物欲をなくす方法ではなく、物欲をコントロールして浪費を防ぐ方法をご紹介していきます。
物欲をなくさずに浪費を抑える4つの方法
価値と値段の違いを知る
勢いに任せてモノを買ってしまう要因の一つに「今買ったほうが良い」「安いから買おう」という気持ちがあります。
特価セールとか、在庫が残り少ないとか、限定アイテムとか。
世の中にはこういった罠が張り巡らされていて、物欲の強い我々のような人間は良いカモにされているわけです。
「今買えば安いから」という理由で必要のないものを買うのはただの浪費です。
こういった浪費を避けるためにはモノの価値と値段の違いを知っておく必要があります。
- 価値
-
ある人があるモノをどれぐらい必要としているか、あるいはどれぐらい欲求を満たしてくれるか。
人の気持ちや財政状況などで相対的に変化するもの。
自分でコントロールできる。 - 値段
-
ある市場におけるあるモノの絶対的な価値の指標。
モノを作るための原料費や人件費、需要や供給のバランスによって決定される。
自分にはコントロールできない。
例えば、お茶を水筒にいれて持ち歩いている人は、120円のお茶は値段が高いと感じて購入はしないでしょう(そもそも不要ですし)。
逆に、手ぶらで喉が乾いているときに120円のお茶が売られていたら、安いと思って購入してしまうはずです。
お茶の値段が同じ120円でも、その時お茶をどれだけ必要としているか、お茶を買うことでどれだけ欲求が満たされる家によって、「高い」と感じるか「安い」と感じるかは変わってしまうのです。
モノの値段は自分ではどうにもできませんが、自分の気持や欲求と財布事情はある程度コントロールできるので、こちらにアプローチすることが肝心です。
欲しい物リストを作る
浪費をおさえる具体的な対策の1つ目は欲しい物リストを作ることです。
- 自分の物欲が可視化される
- ちょっと満足感に浸れる
- 「本当に欲しい?」かチェックできる
物欲の強い人って、コレクターみたいな性質がありますよね。
一眼レフのカメラを買うとレンジファインダーが欲しくなり、漫画や小説を買うと面白くなくても全巻揃えちゃったり…。
酷いときには同じモノの色違いとか欲しくなります。
欲しい物リストを作るという対策は、「自分の好きなものが並んで飾られている」状態に満足感を覚えるというコレクターの性質を利用しています。
…というのは半分冗談ですが、自分の物欲を可視化することができるので欲しいものリスト作りは大変おすすめです。
そして面白いことに、欲しい物をリスト化して並べてみると、「アレ?これは別にいらないなぁ」みたいなものが出てきます。
なにかのきっかけで欲しい!と思ったのでしょうが、あとで冷静になってみると別になくてもいいや、となることはよくあります。
欲しい!→買う!だとマズイので、一度リスト化するというプロセスを追加することで「本当に欲しいのか?」を考えましょう!ということですね。
欲しい物リストに金額と優先度をつける
さらに、欲しい物リストに商品を追加する際に金額も明記しておくことも効果的です。
- 自分の物欲の値段がわかる
- 自分の物欲を客観視できる
- 「本当に必要?」かチェックできる
欲しい物をすべて購入するといくらお金がかかるのかを常に把握しておくことで、財政状況と突き合わせた冷静な判断が下せるようになります。
また、欲しい物の優先順位を決めておくと良いでしょう。
優先順位をつける過程では以下の項目について検討してみましょう。
- 手元に代替品がないか
- それがないとどれぐらい困るか
- 自分への投資になるか
- 価値は価格を超えているか
欲しい物に優先順位をつけてリスト化するメリットは、「欲しい!」と思ったアイテムを上記のフィルターにかけられるということです。
衝動的に欲しいと思って買ったけどそんなに使わなかったとか、安いと思ってたくさん買ったら結局大金を注ぎ込んでいたとかよくありますよね。
本当に必要があって「欲しい!」と思ったのであればいいですが、流行に惑わされたり、他人の口コミに流されたりして必要がないものを欲しいと思い込んでいることもよくあります。
欲しいと思ったものをすぐ購入するのではなく、一度吟味することで本当に必要なアイテムだけを手に入れる能力を身に着けましょう!
なぜそのアイテムが欲しいのか、どう使うのかを紙に書いてみる
例えば新しく発売されたキーボードがあって、喉から手が出るほど欲しくてたまらないとします。
そんな時は、「なんでこれが欲しいんだっけ?」「買ったらどうやって使う?」「今あるものじゃダメ?」といった項目を紙に書き出してみましょう。
- 手元にあるもので満足できることに気が付く
- 買っても無駄な可能性に気が付く
- そもそも必要ない可能性に気が付く
僕の場合はこんな感じでした。
- 新しいキーボード、なんでいるの?
-
今のキーボードでもいいけど、新しいのは光るしかっこいいし打ち心地が最高etc
- 買ったらどうやって使う?
-
今のキーボードと入れ替えて使う。特に使い方は変わらない。
- 今あるものじゃダメ?
-
ダメってことはない。というかよく考えたら今のキーボード結構気に入ってる。
読んでお分かりいただけると思いますが、紙に書き出した内容を読み返して「今のキーボードでいいや」となりました。
今使ってるキーボードで特に困っていることはないし、そもそも今使っているキーボードも「欲しい!」と思って買ったものなんですよね…。
新しいアイテムが登場するたびに「こんな機能が追加された」とか「性能が○%向上した」などの宣伝文句にやられがちですけど、今持っているもので十分じゃないですか…?
物欲に駆られて浪費する前に、一度冷静になって「今持っているもの」の価値をちゃんと見直してみよう!ということです。
補足:どうしても欲しいものは絶対に手に入れろ!
というわけで、自分の物欲とちゃんと向き合って、突発的に浪費するのはやめようね…というお話をしてきました。
が!!!
これまでのプロセスを経てなお「やっぱり欲しい!」というものがあれば、それは絶対に手に入れましょう。
欲しいものの金額を把握し優先度をつけ、今自分が持っているもの価値を振り返って、それでもなお欲しい…。
だったらどんな犠牲を払ってでも手に入れましょう!!!
冒頭でも述べたように、物欲というのは抑え込むものではなく、コントロールするものです。
何のために浪費を防ぐかといえば、自分が本当に欲しいものを手に入れるためですよ。
そのためには、自分の物欲をしっかり分析して必要ないものに浪費することをやめなければならないのです。
まとめ
腹が減ったらご飯を食べるのと同じように、欲しいから買う…なんてことが許される人は多くないでしょう。
浪費を防ぐためには、「それって本当に欲しいの?」「本当に必要なの?」「今あるものじゃダメなの?」という問答を続けることが肝心です…。
この問いをくぐり抜けて「それでも欲しい!!!!」と思えるものが見つかったら、全力でお金を稼いで手に入れてください。
間違いなくQOAが爆上がりします。
物欲と健全なお付き合いができるように、一緒に頑張りましょう…。
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