【Marshall KILBURN Ⅱ】パケ買いしても後悔ナシ。ギターアンプみたいなスピーカーのレビュー

ギターアンプで有名なMarshallがBluetoothスピーカーを出しているらしい…。

存在を認知してからだいぶ時間がかかってしまったのですが、この度めでたくMarshall KILBURN Ⅱを我が家に導入しました。

見た目がカッコいいのは当然、音量も大きいし音質も妥協なし。

Marshall KILBURN  Ⅱを卓上に置いた写真
適当に配置してもカッコいいぞ…!

本体上部のノブでボリューム、バス(低音)、トレブル(高音)の調整が可能で、自分好みのサウンドを見つけるのもまた一興です。

バッテリー搭載により屋内はもちろん、屋外に持ち出してもガンガン使えます。

部屋においてあるだけでもインテリアとして機能するし、音もパワフルでとても好み

デザインも音にもこだわりたい!という方にはぜひチェックしていただきたいです。

商品名

Marshall KILBURN Ⅱ

価格

¥42,980

  • パワフル&高音が綺麗…しかも低音&高音は調整可能!
  • バッテリー内蔵で、家中どこでも持ち運べる
  • 見た目が大変良い
  • 自動電源OFFが早い
  • 対応コーデックはSBCとaptxのみ
Marshall (マーシャル)
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目次

特徴

音質はとても綺麗

Marshall KILBURN Ⅱで音楽を再生している様子。
ギターが綺麗に聞こえるのはお家芸だからかな
Marshall KILBURN Ⅱの背面にもスピーカがある。
本体裏面にもスピーカーがある

低音が鳴りすぎ、高音シャリシャリという感じではなく、全音域がよく聞こえる感じ。

音の良しあしは主観が大きいのであまり触れませんが、お店で聞いても「あぁ、いい音だな」と感じられると思いますよ。

音楽をBGMとして流すだけでなく、ちゃんと聴きたい人向けの音作りです。

音量もそこそこ出るので、屋外で利用する際にボリューム不足に悩まされることもないでしょう。

客観的情報として、音にまつわるスペックを以下に記しておきます。

  • 形式:アクティブスピーカー/バスレフ型
  • 対応コーデック:SBC,aptx
  • パワー・アンプ:ウーファー用20W D級アンプ×1、ツィーター用8W D級アンプ×2
  • 再生周波数帯域:52~20,000Hz
  • 最大音圧レベル:100.4dB SPL@1m

好みに合わせて音を調整できる

Marshall KILBURN Ⅱのインターフェース
こういうスピーカーってあまりないよね

このスピーカーの面白いところは、本体上部のノブでボリューム、バス(低音)、トレブル(高音)の調整ができるところ。

聞いている曲に合わせてグリグリ回して遊んでも良いし、お気に入りの設定を見つけてずっとそれで聞くのも良いですよ。

低音ブンブンならすことも、高音キラキラにもできます。

イコライザーの設定はアプリ側でやることが多いので、物理的なインターフェースで調整できるのは面白いですね。

実家においてあったコンポを思い出します。

無造作に置いてもカッコいい

Marshall KILBURN Ⅱをデスクに置いた写真
この存在感よ

Marshallがギターアンプを作っているメーカーということは知っていますが、そういえば外観をまじまじと観察したことがありませんでした。

検索してみたら、見た目はほぼ同じです(そりゃそうか)。

バンドをやっている人にはたまらないデザインなのでは…?

僕みたいなミーハーからしても、その辺においてあるだけでテンションが上がる程度にはまぶしいデザインです。

外観

カラー

Marshall KILBURN Ⅱ正面からの写真
いい面構えである
Marshall KILBURN Ⅱ前面の拡大写真
大音量を出してくれそう
ハンドストラップ裏のポイントカラーも良い…大変良い…

本体カラーはブラック&ブラス/ブラックの2色展開。

本体の大部分はブラックで同じですが、本体前面&ロゴ、本体上部のインターフェースまわりとハンドストラップ裏側の生地の色が異なります。

インテリアとの相性で、ロゴが白のブラックを選びました。

…が、ブラック&ゴールドのほうがレトロ感があって好みではある…。

どちらもカッコいいので悩みます。

サイズ&重量

Marshall KINBURN Ⅱを文庫本と並べてサイズ比較
文庫本と比較するとこんなサイズ感
重いが、ストラップがあるので持ち運びは楽

本体サイズはW24.3×H16.2×D14cm

ポータブルではありますが、Bluetoothスピーカーとしては大型の部類といっていいでしょう

卓上での利用も全然問題ありませんが、どこにでも置けるというサイズ感ではないです。

置き場所は選ぶかと思います。

重量は約2.5Kg

サイズに見合った重量ですね。

お世辞にも軽いとは言えませんが、中身が詰まっていることを考えるとこの重量感はもはやご褒美です。

インターフェース

Marshal KILBURN Ⅱ上部のインターフェース。バッテリーゲージがあり、残量を確認できる。
バッテリー残量が一目でわかるのも良いね
電源プラグまわりも防水仕様

操作周りのインターフェースは本体上部に集中しています。

右からボリューム、バス(低音)、トレブル(高音)調整用のノブが並んでいます。

ボリュームのノブが電源スイッチを兼ねており、ボリューム0が電源OFFで、そこからボリュームを上げることで電源が入ります。

ノブの感触は弾力がある感じで…例えば目盛りを1→4に回すとちょっと1側に戻る感じです。

また、ノブの右側にはBluetoothペアリング用のボタンがあります。

ペアリングした後はコチラを電源ボタンとしても利用できます。

スピーカーのインターフェースとしてはあまり見ないタイプで面白いですね。

使用感

バッテリー駆動はかなり便利

Marshall KILBURN Ⅱに近寄った写真。
隅にはプロテクターがついており、アウトドアユースを意識していることがわかります

ポータブルをうたうだけあってバッテリーを搭載しており、電源なしでも使えます。

公式のスペックでは、フル充電で連続再生約20時間とあります。

もちろん音量などによって時間は変動しますが、家の中で使うには十分、屋外でもそこそこ使える数値でしょう

しかも急速充電にも対応しているので、20分の充電で約3時間の連続再生が可能とのこと。

寝ている間に充電すれば、丸1日は使えます

音を調整するのが楽しい

インターフェースの項目でも触れましたが、ノブを使ってバスとトレブルを調整するのが楽しいです。

もう2週間以上使っていますが、いまだに曲を聴きながらグリグリと動かして遊んでいます。

低音を上げていくとドラムやベースなどの音が強調され、高音をあげていくとギターやボーカルの音が明瞭になっていく感じ。

曲のジャンルや自分の好みに合わせて調整ができるので、最適な音を求めていくらでも遊べます

物理的なインターフェースなので、現在の設定値が一目でわかるのも良いですね。

こんな人にオススメ

MARSHALL KILBURN Ⅱを棚に置いた様子。
どこにいてもカッコいい…

屋内で使うスピーカーを探しているけど、あわよくば屋外での利用にも…という人にオススメです。

防水レベルはIPX2と防滴レベルですので、屋上や庭先でのライトなアウトドア利用が限界かと思われます。

値段相応に音質は良いですし、自分好みにイコライザーを触れるのもポイントが高いです。

オーディオマニアでもない限り、たいていの方は満足できるスピーカーだとおもいます!

見栄えも大変良く、部屋に置いておくだけで目の保養にもなります。

いまいちな点

電源自動オフが早い…気がする

音楽を再生せずに一定時間経過すると自動で電源がオフになる機能がついているのですが…。

バッテリーの無駄遣いを防げるので良いんですけれども、自動で電源が落ちるまでの時間がちょっと短い印象です。

所用で音楽止めて、さぁもっかい音楽聞くぞ~と思うと電源が落ちてる…みたいなことが何度かありました。

気になったので計測してみたところ、10分で自動電源OFFとなりました。

計ってみるとそんなに短くはなかったですので、あくまで体感レベルのお話と思ってください。

対応コーデックはSBCとaptxのみ

スペックの表にも書いたように、本製品の対応コーデックはSBCとaptxのみです。

SBCはBluetooth標準のコーデックで、aptxはSBCよりも高音質・低遅延であることが特徴。

aptxに対応したAndroid端末であれば、本製品の性能を十分に発揮できます。

が、iPhoneなどのApple製品はAACというコーデックを使用しており、aptxを利用できません。

iPhoneユーザーかつコーデックにこだわりのある方にとって、Marshall KILBURN Ⅱは最良の選択ではない可能性がかなり高いので要注意です。

まとめ

Marshall KILBURN Ⅱの正面写真。
まだⅢ出てくるなよ…

毎度のことながら見た目重視で選んでしまったMarshall KILBURN Ⅱ

値段相応に音質も良く、満足度はとても高いです

見た目が大変よろしいので、棚においても机においても絵になります。眼福。

自由に音を調整できるのも便利だし、ケーブルレスで家中連れまわすこともできます。

コーデックがAACに対応しておらず、音質にこだわりのあるiPhoneユーザーは選択肢から外れてしまうと思います。

が、Androidユーザー×音楽好きには問答無用でオススメできるスピーカーです。

約4,500円という価格がネックですが、Subsclifeという家具&家電のサブスクサービスであれば月額1,760円でレンタルできます。

気に入ればそのまま購入しても良し、気に入らなければ返却すればいいだけなので、興味がある方はぜひお試しあれ!

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