一軒家orマンションを買ったので、家具・家電を新調したい!
…ですが、家を建てる/買う段階で大きな出費をしているので、家具・家電につかえるまとまったお金がない…という人もいるでしょう。
そこで検討にあがってくるのが家具・家電のサブスク。
少額の月額利用料で家具・家電を利用できるので、初期費用を抑えられるのは魅力的ですよね。
しかし、長期利用を前提とすると「買ったほうが結局安い」というケースもあります。
今住んでいる家に今後数十年住む予定、という人にとってはメリットを感じにくいのではないでしょうか。
しかし、様々なサービスを比べてみると「購入制度があり、利用料の合計≒商品代金なサブスクなら持ち家での利用も大アリでは?」と思えてきました…。
今回は家具・家電サブスク×持ち家の相性考察と、おすすめのサービスをご紹介します。
家具・家電のサブスクについて
サブスクとは
そもそもサブスクリプション(サブスク)というのは、料金を支払っている間サービスや製品を利用できるというビジネスモデルのこと。
Apple MusicやNetflixなんかがわかりやすい例ですね。
最近は車のサブスク、ファッションアイテムや香水、食品のサブスクなども登場しています。
商品を月額利用料支払ってレンタルしている感覚に近いですが、様々なサービスが付帯するのでレンタルサービスの上位互換のようなイメージですね。
例えば車のサブスクであれば、自動車保険料や車検にかかる費用など「車を所有する」のにかかる費用がすべて利用料に含まれます。
家具・家電サブスクのメリット
- 初期費用を抑えられる
- ちょっと高級な家具・家電にも手を出せる
- ライフスタイルの変化に対応しやすい
例えば、subsclifeというサービスでは、TWINBIRDの全自動コーヒーメーカーは小売価格が38,500円のところ、サブスクでは月額1,560円で利用できます。
38,500円の出費はきついけど、月額1,560円でコーヒーメーカーが使えるならアリかも…?という気持ちになりますねー。
また、月額利用料金で利用できるので、心理的には多少高級な家具・家電にも手が出しやすくなります。
サービスによっては最低利用期間が決まっている場合もありますが、基本的にはいつでも返却できるのも家具・家電サブスクの利点。
「仕事の都合で引っ越しが多い」とか「家具・家電を所有していると引っ越しの荷物が多くて面倒」というニーズにも答えられますね。
他にも、必要なければ返却すれだけなので、「ソファー買ったけど部屋に合わなかった」とか「コーヒーメーカー買ったけど結局使ってない」みたいなことを避けられます。
家具・家電サブスクのデメリット
- たくさんレンタルすると固定費が増える
- 長期利用するなら、買ったほうが安い
- 選べる家具・家電の種類が少ない
毎月の利用料金が安く見えますが、欲しい!と思った家具・家電をレンタルしまくると固定費が増えます。
買うより安いぞ!って思いこんで使いすぎると生活費を圧迫するので要注意です。
もう一つ気を付けるべき点は、サービスを長期利用するより買ったほうが安い…ことがあるということ。
サービスを利用し続ける限り利用料金が発生するわけですから、いつまでもお金を払い続けることになります。
長期利用による利用料の割引などもありますが、家具・家電サブスクの長期利用は金銭的に損する可能性があることも知っておきましょう。
また、市場で販売されている家具・家電は好きなものを選んで買うことができます。
一方で、家具・家電のサブスクでは当然そのサービスで取り扱われているものしか利用できません。
「この家具がほしい!」と思っても、利用したいサービスで取り扱いがない場合もありますね。
持ち家特有の事情
サブスクというサービスの本質からして、「必要な時に利用する」つまり「借りる」という性質が強いです。
そのため、生活スタイルによっては家具・家電サブスクは相性が悪い可能性もあります。
一軒家を建てて暮らしている家的にはどうなのか?少し考えてみましょう。
長期利用が前提になる
よほどの事情がない限り、買った家には十年単位で暮らすはず。
となると、家具・家電は必要に応じて入れ替えるというよりは、良いものを長く大切に使うのが一番経済的です。
一方で家具・家電のサブスクは基本的に使っている限り利用料金が発生するので、「買ったほうが安い」となり正直なところ相性はあまりよくありません。
しかしサービスによっては、利用料の総額が商品小売価格を超えないものがあります。
例えばBALMUDA The Speakerは小売価格が38,500円ほど(実際はもう少し安いです)。
Subsclifeというサービスでは同じものが月額1,570円×24か月の契約でトータル37,680円で利用できます。
利用料金の総額≒小売価格になっており、契約期間が終了すると返却だけでなく、商品の購入、サービスの継続利用が選べます。
良いものを使いたい
上記のように長期利用が前提となるので、多少値が張っても頑丈で品質の良い家具・家電を使いたいですよね。
また、一つの家具・家電と長く付き合うことになるので、「自分の好みに合っているか」「家の雰囲気やレイアウトに一致しているか」というのは非常に大事なポイントになってきます。
お金がないからと安い代替品を見つけても良いですが、満足できずに結局買い替えると結局余計な出費が発生します。
となると、当然選択肢は多いほうが良いわけです。
家具・家電のラインナップはサービスごとに異なるので、自分が欲しいものを取り扱っているか、種類は豊富かなど、リサーチが必要になります。
固定費はとにかく削減したい
家計を見直す際は、固定費が真っ先に削減対象になりますね。
賃貸暮らしであれば、賃料の安い物件に引っ越すとか、車みたいにお金のかかるものを所有しないという選択肢が取れます。
…が、車社会で家を持つとローンの返済は基本的に削れないので、サブスクの利用料は真っ先に削減対象になります。
家具・家電サブスクの売り文句で「月500円から!」みたいなものがありますが、あれは一番安い家具・家電の利用料であって、自分が使いたいものが500円で使えるわけではありません。
そのため、本当に必要なものだけを選ばないと、家具・家電のサブスクに毎月数万円つぎ込む…みたいなことになりかねません。
音楽聞き放題、映画見放題みたいなサービスは使わなくても何とかなりますが、家具・家電はないと困るものが多いので簡単にはやめられません。
固定費減らしたいけど、生活必需品だから利用やめられない…みたいなことを避けるために、月額利用料を抑えたサービスが理想的です。
結論、おすすめの家具・家電サブスクはこれだ!
持ち家特有の事情がありつつも、サービスを選べば家具・家電のサブスク利用はアリです。
- 利用料金の総額>商品小売価格にならない
- 買取の仕組みがある
- 欲しいアイテムを取り扱っている
ということで、前置きが長くなりましたが個人的におすすめの家具・家電サブスクは以下の3つです!
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