クレジットカードやSuica、PASMOやスマホでの決済などなど。
生活の場面で現金が必要になる場面は減る一方です。
長財布や二つ折りの革財布がちょっと大きすぎて邪魔になってきたな、という方も多いのでは?
今回ご紹介するのはSECRIDという、オランダ生まれのコンパクトな財布。
ミニマムでコンパクトな見た目に反して、カード9枚、紙幣まで持ち運べるという大変便利な財布です。
キャッシュレス生活における財布の最適解…というと大げさですが、非常に魅力的なアイテムです!
- 商品名
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SECRID Miniwallet
- 値段
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¥9,900(お店によってマチマチ)
- コンパクトなのにバツグンの収納力
- 本革を使ったシンプルなデザイン
- カードの破損やICチップの汚れを予防
- 硬貨の持ち運びには向かない
- 紙幣のしまい方に悩む
SECRIDの特徴
SECRIDとは?
SECRIDというのはオランダで生まれた財布。
カードが飛び出すギミック付きのカードケースが本体で、革のカバーやコインケースの有無などでいくつかのバリエーションが存在します。
ブランドの公式サイトは日本語化されているので、ぜひご覧あれ。
SECRID最大の特徴であるカードが飛び出すギミックの誕生秘話や、オランダ国内で廃れてしまった革産業を復活させた話など、このブランドの哲学がよくわかります。
ちなみに、僕がSECRIDを知ったきっかけは新婚旅行でオランダに行ったこと。
ホテルの隣のダンディなお店のショーウィンドウに飾られていたのが印象に残っています。
いちばんの特徴はカードが飛び出すギミック
SECRID最大の特徴は、やはりカードが飛び出すギミック!
カードケース本体底部のレバーを操作すると、ケース内に収納されたカードが段差状になって飛び出します。
ギミックが面白いだけでなく、財布を開かずともお目当てのカードをすぐに取り出すことができるという大きなメリットがあります。
また、カードはケース内でも飛び出した状態でもしっかり保持されています。
逆さまにしても振り回してもカードが落ちることはありません。
カードをしまう際はカードを押し込むだけなので、直感的に扱うことができます。
カードケースはスキミング防止
スキミングというのは、クレジットカードの情報を不正に読み取って、勝手に利用する犯罪のこと。
手口は様々ですが、満員電車などで小型の端末を使って読み取られることもあります。
海外と比べると、国内ではそれほど被害は多くないようですが、対策しておいて損はないでしょう。
SECRIDのカードケースはアルミ製で、収納されているカードがスキミングされることはありません。
逆に、SuicaやPASMOなどの非接触ICカードも全く反応しないので、要注意です!
SECRIDの外観
革のカバー
アルミ製のカードケースを覆っているのは、革製のカバー。
バリエーションによっては革以外の素材もあって、様々な色や模様があるようです。
僕が購入したのはMiniwallet Vintageのブラウン。
ヴィンテージというだけあって、使い込まれたような加工がされていますね。
一方で裁縫はしっかりしており、3ヶ月ほど使っていますがほつれ等は全くありません。
カードケースの金属光沢と革の質感の相性が大変良きです。
サイズ感
SECRIDは本当にコンパクトにできていまして、スマホよりも小さいです。
文庫本と並べてもこのサイズ。
手のひらに収まるサイズ感です。
また厚みについては、流石にスマホには敵わないものの革の財布に比べれば圧倒的に薄いです。
これならズボンの前ポケットに入れても問題なし。
SECRIDを持てばどこへでも出かけられるという安心感があります。
SECRIDの使用感
SECRIDに必要なカードと少額の現金を入れて、実際に使ってみた使用感をお伝えします!
ちゃんと便利なカード飛び出しギミック
レバー操作でカードが飛び出すギミックは、一見すると派手なだけで実用性が疑わしいと思われるやも。
しかし!財布を開かずにカードにアクセスできるというのが最大の利点です。
カードが段差状になって飛び出すので、お目当てのカードを取り出すのも簡単。
よく使うものを一番上に入れておけば、手探りでも大丈夫です。
キャッシュレスで生活するには十分
僕は生活の大半を電子決済で済ませているので、大きな財布を持ち歩く必要がありません。
SECRIDひとつでカードが5枚に免許証と保険証、少額の紙幣と硬貨も持ち歩けるので、以前から使っていた財布はお役御免になりました。
電子決済に対応していない店舗で飲食するとどうしても小銭が出てしまいますが、4,5枚の硬貨ならSECRIDに入りますから問題ナシ。
どうしても入らないときは、ズボンのコインポケットを使っています。
カードの曲がり、汚れがなくなった
以前はカードがむき出しになるタイプのマネークリップを使っていました。
コレはコレで便利だったのですが、以下の点が悩みのタネでした。
- カードがむき出しになって傷がつく
- 同じ理由でICチップが汚れて読み取りづらくなる
- カード収納部分の圧力が強く、カードが曲がる
一方でSECRIDは、カードはケース内で完全に保護されているので何かとぶつかって傷がついたり、ICチップが擦れたり汚れたりしません。
カードの保持もバネとフェルトを使っており、カードが曲がるようなこともないです。
SECRIDにカードなどを収納してみた
実際にSECRIDにカードやお札などをしまってみます!
収納力の高さをご覧あれ。
カードケース
公式のスペックでは、カードケース本体にはプラスチック製のカードが4~6枚収納できます。
クレジットカード番号などのエンボス加工で多少厚みが出るので、収納できる枚数が変わるようです。
僕はカードケースに以下の5枚をしまっています。
- 個人用クレジットカード
- 家族共用クレジットカード
- 会社用クレジットカード
- 銀行のキャッシュカード
- 運転免許証
運転免許証以外は全部エンボス加工が入っていますが、なんとか5枚入っていますね。
家にあった、エンボス加工のないカードが6枚入ったのでスペック通りですね。
ちなみに、1枚だけ入れてもちゃんとカードは保持されます!
予備ポケット
革のカバー裏面にはポケットが2つあって、それぞれカード2枚が収納できます。
僕はカバーをとじた際に裏側になる方に家の鍵を入れています。
SuicaやPASMOなどはこの位置に入れておくことで、SECRIDに入れたままで改札を通過できます。
硬貨も数枚程度ならポケットに入れておけますが…。
硬貨については後述します。
マネークリップ
カバーを開くと本体裏面にマネークリップが。
プラスチック製で高級感には欠けますが、普段は見えない部分ですし実用性が高いので問題なし!
ただ、SECRID自体がかなりコンパクトなので、お札は折りたたまないと入りません。
また、お札を折りたたむことで厚みが出てくるので、あまり枚数は持ち歩けないと思って間違いないです。
多くても5枚程度が限度ですかね。
SECRIDのイマイチな点
さて、ここまではSECRIDの魅力を中心にお伝えしてきました。
僕個人としてはほぼ完璧な財布なのですが、使い方によってはイマイチな点があるのも事実です。
硬貨の持ち運びには向かない
前述の通り、革のカバーに付いているポケットに硬貨をしまうことはできます。
…が、そもそもサイズが大きくないので、枚数を持ち運ぶのには向いていません。
せいぜい硬貨6枚程度が限度でしょうか。
ポケット内に硬貨が入るだけで厚みがまして不格好になりますし、何より革が薄くて柔らかいので硬貨の形が浮き上がります。
そのまま使い続けると硬貨型の跡が残りそうです。
あくまで紙幣での支払いで出たお釣りを一時的に入れておく程度のものですね。
紙幣の折りかたに悩む
ユーロを使っているオランダで生まれたSECRIDですが、もちろん日本札もしまえます。
しまえるのですが、折りかたに悩みます…。
4つ折にしてしまうのが見た目的には良いですが、かさばって枚数がしまえないのでボツ。
3つ折にすると見た目は悪いですが、4つ折よりも多くの枚数を持ち運べます。
あと取り出しが楽。
紙幣の持ち運びも「一応ついてる」程度のもので、このあたりはマネークリップのほうが扱いやすいですね。
SECRIDは、あくまでキャッシュレス優先の財布なのです。
まとめ
今や現金を持ち歩かなくても、クレジットカードやデビットカード、スマホで十分生きていけます。
普段から現金を持ち歩かないのであれば、大きな財布はただの荷物になりますよね。
SCRIDはすでにキャッシュレス生活している人にもオススメですが、むしろキャッシュレス生活を始めたいひとにこそイチオシです。
財布を小さくすると持ち歩くものを厳選しないといけません。
自分のお金の使い方や本当に必要なものを考えるきっかけになりますから、思い切って財布を小さくして現金を持ち歩かない!という決断をしてみませんか?
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