真夏の我が家の2,3階は灼熱地獄になります。
僕が1日の大半を過ごすのは仕事部屋(3階)と寝室(2階)で、高温多湿の環境での生活を余儀なくされています。
エアコンを入れれば解決するのですが、体温高めの僕と寒がりのカミさんでは、平和的に空調を管理するのが至難の業。
しかもネコチャンは灼熱の2階に引きこもってしまうので、熱中症が心配に…。
どうしたもんかと思っていたのですが、サーキュレーターを導入したところすべて解決しました!
- 商品名
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ボルネード サーキュレーター 35畳 モダン ブラック
- 値段
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¥16,800
- エアコンとの併用で吹き抜けの温度差問題を解決!
- エアコンの設定温度で喧嘩にならない
- 部屋の換気が素早くできる
- 少し値が張る
- 首振りやタイマー機能がない
サーキュレーターといえばボルネード(?)ということで、今回はボルネードのサーキュレーターをご紹介します!
サーキュレーターの役割は「空気の循環」
サーキュレーターの役割は、部屋の空気を循環させることです。
たったこれだけなのですが、応用範囲は非常に広く、夏場の暑さ対策以外にも様々な場面で応用が聞きます。
サーキュレーターの役割
- 部屋の効果的な換気
- クローゼットの換気
- 部屋干しの効率化
- 室内の温度差解消
エアコンと併用することで、効果的に体感温度を調整できるので、節電にも繋がりそうですね。
サーキュレーターの使い方
サーキュレーターは壁や天井に向けて風を送り出し、空気の循環を生み出します。
製品によって違いはありますが、サーキュレーターの風は遠くまで届くように設計されています。
例えば、ボルネードの一番小さいサーキュレーターでも18m先まで風が届くそうです。
すげぇ。
空気の循環以外にも、部屋の熱気やクローゼットの湿気を排出するのにも使えます。
洗濯物の部屋干しやビニールハウス(!?)など、工夫すれば使いみちは色々とありそうですね。
サーキュレーターと扇風機の違い
風を起こすなら扇風機も同じと思っていましたが、使ってみると両者の違いがよくわかります。
サーキュレーターは部屋の空気を循環させるのが目的で、扇風機は体に風を直接あてるもの。
まぁよく聞く説明ですが、これ以外に的確な表現は思い当たりません…。
サーキュレーターを使うと部屋のどこにいても空気の流れを感じることができます。そのため、季節を選ばず1年中使えます。
- 温度ムラの解消
- 換気
- 部屋全体の空気を動かす
一方で、扇風機は自分の方を向いているときにしか風を感じることができず、たしかに空気が循環している感じは全くありません。
- 広範囲に風を送る
- 体に直接風をあてる
サーキュレーターはエアコンと併用することで真価を発揮しますが、エアコンがあるなら扇風機は不要ですね。
「どちらのほうが良い」という話ではなく、目的が違う製品なので状況によって使い分けるのが吉、といった感じです。
サーキュレーターで部屋にそよ風が吹く
さて、実際にサーキュレーターを使用した感想ですが、売り文句通りに空気が循環し、部屋の中にそよ風が吹いている感じがします。
仕事部屋の換気や就寝時の空調管理など、家中で大活躍しています。
部屋ごとに使い方をご紹介していきます。
サーキュレーターin寝室
我が家はカミさんが寒がりなのでエアコンの設定温度は下げられず、汗っかきの僕は寝苦しい夜を耐え忍んできました。(カミさんが寝たあとにコッソリつけてたけど)
が、サーキュレーターを運転させると、エアコンが無くても熱気が体の周りに停滞しないというか、部屋の四隅で扇風機を弱運転しているような(?)不思議な心地よさで快眠できます。
サーキュレーターを導入してから、エアコンは全く使わなくなりました。
良かったね、カミさん。
※梅雨明け以降はさすがにエアコンつけてます
サーキュレーターin仕事部屋
我が家は3階建てで階段は吹き抜け。
エアコン代をケチったせいで、3階に作った仕事部屋は高温多湿というなかなかハードな環境です。
窓を開けて換気しようにも、風がない日は打つ手なしです。
そこでサーキュレーターの出番。
窓を全開にして、サーキュレーターを外に向けて運転すると、部屋の空気が一気に入れ替わります。
その後、サーキュレーターで室内に空気の流れを作ってやると、体感温度はかなり下がります。
結局エアコンは導入しましたが、サーキュレーターで室内の空気を動かしてます。
エアコンの風が直接あたるのも体に悪そうですし。
サーキュレーターinリビング
我が家でサーキュレーターが一番活躍しているのはリビングです。
我が家の1階はリビング14.5帖+キッチン5.3帖+吹き抜け3階と、エアコン一台ではとてもカバーしきれない構造になっています。
特に吹き抜けのおかげで、階段を上がる際に空気の層を突破していることがわかるぐらい明確に温度ムラが発生しています。
我々夫婦が1階にいるだけなら良いのですが、まだ人馴れしていない猫ちゃんが2,3階に籠城するので、熱中症が心配になります。
ここでまたもやサーキュレーターの出番です。
1階でエアコンを稼働させ、1階から3階の天井に向けてサーキュレーターを稼働。
最初の数分は強運転で空気の流れを作り、あとはずっと弱運転です。
一度空気が流れ始めると、弱運転でも十分に空気が循環します。
3階が劇的に冷えるというわけではありませんが、サーキュレーター導入前の明らかな温度ムラはなくなり、1階のエアコンで家中の気温が均一になりました。
ボルネードについて
ボルネードとは
ボルネードとはアメリカはカンザス州に拠点を置く企業で、サーキュレーターに加えて加湿器やヒーターなどを製造しています。
会社の設立は1989年ですが、サーキュレーター開発の歴史は1920年代にさかのぼります。
ラルフ・K・オダーという発明家が軍用航空機のプロペラを改良するなかで、その技術を空気循環器に流用できることに気がついたのがボルネードの始まりだそうです。
要は、ボルネードこそがサーキュレーターの元祖というわけですね。
ボルネードのサーキュレーターを選んだワケ
今では国内のメーカーを始め、各社がサーキュレーターを開発していますね。
首振り機能やリモコンなど、ボルネードの製品にはない機能も搭載していますし、稼働音もボルネードより小さいようです。
じゃあなぜボルネードを選んだのかというと、やっぱりボルネードがサーキュレーターの元祖だからw
ボルネードが首振り機能を搭載しないのは、「首を振る必要がないから」だそうです。
カッケエ…。
スペックだけでは語れない魅力がありますよね。
「俺のサーキュレーターを使え!」みたいな。
はい。そうです、ロマンです。
スミマセン、真面目に話をすると…
ボルネードが優れている点
- 風力がかなり強い
- 広い部屋でも効果抜群
- デザインが最高(特にクラシックモデル)
他のサーキュレータに劣る点
- 首振り機能やリモコンが非搭載
- 稼働時の騒音が少し大きい
サーキュレータの特性上そもそも首振り機能は不要ですし、リモコンは「あれば便利」程度のモノ。
そして風力強めで稼働させるのは最初の数分だけで、後は弱運転でつけっぱなしです。
頻繁に電源オンオフしないので、リモコンは不要というわけです。
リビングなどの広い部屋で使う方や騒音が気にならない方にはボルネードがオススメです。
費用負担をできるだけ減らす方法
ここまでボルネードのサーキュレーターの良いところをご紹介してきましたが、やはり1万円超えるとなると簡単には手が出せませんよね。
費用負担をおさえるための方法を2つご紹介します。
部屋の大きさと用途にあったサイズを選ぼう
今回ご紹介したのは35畳用の製品ですが、14畳対応の小型のタイプもあります。
我が家では1階から3階まで風が届くサイズを選びましたが、学生・社会人の一人暮らしであれば14畳対応のサイズで十分な性能が発揮できるはずです。
大は小を兼ねるとは言いますが、サーキュレータはそれなりに大きい家電製品ですから、無理に大きいサイズを購入する必要はありません。
部屋のサイズに合ったものを選ぶことを強くオススメします。
レンタルサービスを使うのもアリ
また、購入する前に一度試しに使ってみたい、湿気の強い夏だけ使いたい!という方もいらっしゃるでしょう。
調べてみたところCLASというサブスクリプションサービスでボルネードのサーキュレーターを取り扱っていました。
月額1980円で最低3ヶ月のレンタルが必要ですし、正直なところ長く使うなら購入するほうが安上がりです。
一方で、購入するよりは初期費用の負担が少ないですし、試しに使ってみたり夏の間だけ使ってみたりするにはちょうどよいサービスです。
ずっと使い続けるかはわからないけど、とりあえず今すぐ使いたい!という方はぜひお試しあれ。
まとめ
エアコンと扇風機で夏を乗り切っていた過去の自分に、サーキュレーターの存在を教えてあげたい。
以前借りていた部屋では不要だったと思いますが、今では必需品となりつつあります。
弱運転の電気代も1時間あたり0.5円ほどと経済的ですし、エアコンを使う時間も少なくなりました。
とくにリビングでは、サーキュレーターを24時間365日動かし続けていますよ。
国内メーカーからも安価で性能の良い製品が発売されているので、是非サーキュレーターを生活に取り入れQOLを向上してほしいと思っています。
もし僕みたいにロマンとかが好きならば、是非ボルネードのサーキュレーターをお試しあれ!
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